ストックホルム中心地から20分ほどにある野外博物館「スカンセン」で、イクメンたちに突撃インタビュー!
「スウェーデンの街中にはイクメンがたくさんいる」「カフェや公園でいつもパパ会が開かれている」と事前にリサーチしてきましたが、この日は時折雨がぱらつき、気温も低く、人通りもまばら…。悪天候の中、本当にイクメンと会えるのだろうかと、少々不安な気持ちでスタートしました。
すると早速、郵便ポストに手紙を出しにきた父娘を発見!勇気を出して突撃します!
快く引き受けてくれました。
今回スウェーデンのイクメンに必ず聞きたかったのは、「子どもと一緒にすることとして大切なことは何ですか?」という質問。
○食事をすること
○絵本を読むこと
○外で遊ぶこと
○お風呂に入ること
○寝ること
○キャンプをすること
○旅行にたくさん行くこと
○写真を沢山撮影すること
という回答の中から、当てはまるものにステッカーを貼ってもらいました。
育休中、お父さんたちは子どもとどのように過ごしているのでしょう?育休を通して、何が大切だと感じたのでしょう?
最初に出会ったこちらのお父さんは、娘さんとお話ししながら、「絵本を読むこと」にステッカーを貼りました。
最初のインタビューを終えて緊張も解けたころ、気がつけば周りにイクメンたちがたくさんいる!めっちゃいる!これはチャンス、どんどん突撃していきます。
平日の昼下がり、遊園地にパパ友と遊びにきている光景…日本ではなかなか見られないですよね。
7歳の女の子と歩いていたお父さんにお話を聞きました。
それにしてもスウェーデンのイクメンたちは皆優しい。こちらの親子は帰りのバスに乗るまでに3分しか時間がないのに、答えてくれた上、一緒に写真も撮ってくれました。
続いては、4歳の男の子と遊びに来ていたお父さん。
息子さんから思わぬツッコミが入りました。親の心、子知らずですね…
その後も突撃を繰り返し、合計14組のイクメンにインタビューをすることができました!
「子どもと一緒にすることとして大切なことは何ですか?」という質問で一番多かった回答は、ダントツで「絵本を読むこと」。
選択肢のすべてが大切なことだとは思いますが、絵本を読んであげる時間はより一層、子どもに寄り添うことができるのかもしれません。
今回実際にスウェーデンに行ってインタビューを行い、平日の昼間にも関わらず子どもと遊園地に行ったりベビーカーを押したりしているお父さんの数の多さにとても驚きました。
それと同時に、インタビューを進めるにつれてスウェーデンでは制度だけでなく父親の育休取得を認める環境が整っており、パパたち自身も子育てに対してポジティブなイメージを持っていることがわかりました。未だに男性の育休取得が5%にとどまる日本でも、まずは制度を整えることから始めること大切であると感じました。